BiOdyssée(ビオディッセー)紹介

火曜日, 4月 8, 2025 | 1分で読めます | 更新日時 火曜日, 4月 8, 2025

BiOdyssée(ビオディッセー)紹介

BiOdyssée(ビオディッセー)は、生物多様性の保全に取り組む団体です。 世界中の保全活動を探求し、その課題、方法、影響を理解することを目的としています。

一般紹介

生物多様性の喪失が進む中、世界各地で種やその生態系を守るためのさまざまな取り組みが生まれています。 BiOdyssée(ビオディッセー) は、生物多様性の現状を明らかにするだけでなく、保全のさまざまな手法を観察・分析・比較し、より効果的で革新的なアプローチを見つけ出すことを目的とした団体です。

私たちは世界のさまざまな地域を訪れ、保護区や種の再導入プログラム、地域住民の取り組み、自然を活用した解決策など、現地で実施されている保全戦略を記録しています。 こうした事例を比較・統合することで、効果的な生態系保全の取り組みを紹介し、それらがより広く普及することを目指しています。

旅の中で収集したすべてのデータを公開し、より多くの人々が種の保護に積極的かつ効果的に関わることができるようにしたいと考えています。

私たちの2026年プロジェクト

私たちは、自然や生態に深い関心を持つ4人の学生チームです。生きものをより深く理解し、それを守るための方法を探りたいという思いから、このプロジェクトを立ち上げました。 メンバーの多様なバックグラウンドにより、私たちは保全を多角的に捉えることができます。生態学、農学、社会科学、そして環境政策など、さまざまな視点を融合しています。 実際、チームそれぞれが異なる分野に強い関心を持っており、昆虫学から動物行動学、海洋生物学や湿地の研究まで幅広くカバーしています。 とはいえ、全員が環境政策、生態学、環境や農業生態系の管理に関する共通の知識を有しています。

2026年の探査では、日本を訪れ、北海道の亜寒帯林から南部の島々に広がるマングローブや亜熱帯林に至るまで、さまざまな生態系の多様性を調査します。 日本列島は島国という特性から、多くの固有種が生息しており、Conservation Internationalによって世界36か所の「生物多様性ホットスポット」の一つとされています。 これらの種は日本の自然遺産の重要な一部であり、絶滅の危機に瀕しているものも少なくありません。 そのため、次世代へと引き継ぐためにも、効果的な保全措置の導入は極めて重要です。

また、日本は環境保全の分野で先進的な取り組みを行っており、34以上の国立公園をはじめ、多くの地域主導の保護活動が存在しています。 このような背景も、私たちが日本を選んだ大きな理由の一つです。

私たちの目標

  • 世界各地の保全対策を調査・比較すること
  • 現地の生物多様性の現状を把握すること
  • 効果的なアクションの手段とベストプラクティスを明らかにし、広めること
  • 記事や教材を通じて観察内容を発信し、意識を高めること
  • 研究者、行政機関、地域社会の連携を促進すること
  • 収集したデータを広く公開し、多くの人が活用できるようにすること

私たちの手法とアプローチ

私たちは、現地での観察、保全に携わる研究者や関係者との交流を通じて、誰もがアクセス可能なドキュメンタリーという形で最終成果をまとめる予定です。 多様で豊富な情報資源を活用することで、定量的・定性的の両面から充実した成果を構築できると考えています。

また、生物多様性の減少に対する社会の関心を高めるとともに、その保全のために実践可能な取り組みを紹介していきたいと考えています。 このプロジェクトを通じて、保全に関わるすべての人々の間で知識と経験の交流を促進し、生きもののより良い保護に貢献することを目指しています。

© 2025 BiOdyssée

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こちらが2026年ミッションのメンバーです。

こちらは、BiOdysséeの創設メンバーであり、2026年の日本遠征に参加するメンバーの簡単な紹介です。

photo équipe

Hugo

AgroParisTechで環境マネジメントと工学を学んでいる学生で、古生物学と進化に情熱を持っています🦖🦴🧬。 将来は自然環境の管理、特にフランスにおける湿地の保全や再生に関わる仕事を目指しています🐸🐟🌿。 これらの湿地は過去数世紀の間に大きく減少してしまいました。 昔から種や生態系の進化と変遷に興味があり、それがこのギャップイヤー・プロジェクトに強く惹かれる理由でもあります!

Contact : hugo.roger@agroparistech.fr

photo rando

Lucie

環境マネジメントと工学を学ぶ学生であり、海に関するあらゆることに魅了されています🌊。 仕事と情熱を結びつけたいという思いから、海洋生物学の道を目指しています。 特に、海洋生態系の保全や管理に関わる仕事をしたいと考えています。 海の動物たち🐠🐋🐙はもちろん、水中の植物にも強く惹かれており、それらをもっと間近で観察したくてスキューバダイビング🤿をしています。 このプロジェクトは、私にとって新たな水中環境を発見し🌊🪸🌿、それらに関わる課題を深く理解する絶好のチャンスです。

Contact : lucie.lowagie@agroparistech.fr

photo plongée

Solal

農学を学んでおり、歴史🧭⌛🏹と動物行動学(エトロジー)🐁🧠🧪に情熱を持っています。 この機会を活かして、動物たちが自然な環境でどのように振る舞うかを観察したいと考えています。 将来的には研究👨‍🔬や高等教育機関での教育🧑‍🏫に携わることを目指しており、このギャップイヤーは、観察力や情報整理・分析の力を高める絶好のチャンスです。 歴史的な視点と動物の観察を結びつけ、「過去の過ちを繰り返さない」という目的のもとに活動できることこそが、このプロジェクトに惹かれる理由です。

Contact : solal.free@agroparistech.fr

photo qui fait peur

Théophile

環境工学を学ぶ学生で、昆虫学、特にアリの研究(ミルメコロジー)🐜に強い関心があります。 私の目標は、環境分野、特にアリの集団遺伝学的ダイナミクス🧬🐜に関する研究に携わることです。 私は自然観察を行う団体「Blairoudeurs 🦡」のメンバーでもあり、コルシカ島で行われた「Mission Isula」にて、調査や環境教育活動に参加しました。 このギャップイヤー・プロジェクトは、そうした経験をさらに広く、よりエキゾチックなスケールで継続できる素晴らしい機会であり、他国の生態系やその管理方法について学び続けるチャンスでもあります。

Contact : theophie.thomas@agroparistech.fr

photo stylée

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